思いがけない発見と、子どもの“探索する力”

助産師ママの子育てメモ

お盆休み、夫の実家へ帰省をした際、家族で知らない街を歩いてみました。

もともと私がSNSで見つけたお菓子屋さんを目指して、わくわくしながら向かったのですが、お店はまだ準備中。あと10分で開店ということで、外で待つことに。

私がウキウキ待っていると…やっぱり、息子君脱走スタート

あと、10分なのに~。
引き止めたらひっくり返って、背中で掃除を始めるだろうなぁ…。
人気のお菓子屋さんみたいだから開店と同時に入りたかったんだけどなー…。

と、心の中でプチ葛藤。

でも、ついて行ってみると…見つけたんです!

なんとも素敵なジェラート屋さん!
私が前もって、夜な夜な沢山調べた時間を覆して、こんなにあっさりと、おいしいおしゃれなお店に辿り着いてしまいました。
“調べていく”楽しさもありますが、“偶然見つけた”喜びは、また違う高揚感があります。

「脱走」も成長のサイン?子どもの“探索行動”とは

乳児期の探索行動:世界を五感で確かめる時期

赤ちゃんは、ハイハイやつかまり立ちを通して、身の回りの世界を自分の手で確かめようとします。音や光、手触りなど、五感を通して世界を“感じる”ことが、心と体の発達を支えています。

幼児期の探索行動:自分で見つけたい気持ちが育つ時期

幼児になると、行動範囲がグッと広がり、「自分で選びたい」「自分で見つけたい」という意欲が強くなります。
大人から見ると「落ち着きがない」「すぐどこかへ行ってしまう」と感じることもありますが、それも立派な成長の一歩。
安心できる大人がそばにいるからこそ、外の世界へ踏み出せるのだなぁと思います。

助産師として感じる“探索する力”の大切さ

助産師として子どもの成長をみてきて思うのは、“探索する力”は好奇心や自信の土台になるということ。
「自分で見つけた」という体験は、小さな成功体験として子どもの中に積み重なっていきます。
大人が少し見守るだけで、子どもは自分のペースで世界をどんどん広げていくんですよね。

ちょっと口を出したくなる時ほど、見守るチャンス?!

そういえば、娘ちゃんが小さいころに一緒に料理を作ったときも、
「あー、手順が違うんだけどなー」「あー、混ぜすぎだなー」と思いつつ、口を出さずに見守ったら、意外においしくできたことがありました。


子ども達の常識にとらわれない自由な発想、自分で見つて、感じる力。
親の思い通りにはいかないことも多いけれど、その中にも“成長の芽”が沢山隠れているのかもしれません。

まとめ:予定外の道にも、子どもの成長が隠れている

息子君の脱走から始まった、探検時間。
私の予定とはだいぶ変わったけれど、“自分で見つけた”という息子君の目の輝きは、何よりの発見でした。

子どもの行動には、いつも成長のヒントが隠れています。
親の「ちょっと困った」が「あ、これも学びなのかも」と思えたら、子育てがぐっと楽しくなりますね。


コメント

タイトルとURLをコピーしました