車内での楽しみが増えた!ラジオで感じた“声の温もり”と想像する豊かさ

今日の小ネタ

移動中の時間、どうしてる?

訪問看護のお仕事をしていると、どうしても車で過ごす時間が長くなります。
この間ふと気づいたのですが、1日6時間働く中で、訪問が3件。利用者様と関わるのは3時間ほどの日がありました。つまり、就労時間の半分は車の中で過ごしていたんです。
もちろん運転中は、ナビの画面や携帯を見ることはなく、静かな車内も寂しい。
そんな時、ふと思い出したのが“ラジオ”でした。

中学生以来のラジオが、なんだか新しい

昔を思い出すと、私は夜な夜なラジオを聞いていた時期がありました。
当時はスマホもなく、番組の掲示板に書き込みをしたり、はがきを送ったり。

久しぶりに聴いてみると、ラジオって進化してるんですね!
トークのテンポもよくて、音質もクリア。何より、パーソナリティの話術に感動しました。
目の前にリスナーがいるわけでもないのに、自然と会話が広がっていく。日常の中から話題を拾い上げる力って、看護の仕事にも通じるものがあるなと感じます。

声だけの世界が暮れる“想像する豊かさ”

聴いていると、
「この素敵な声の人は、どんな表情で話をしているんだろう?」と想像が膨らみます。

目からの情報がない分、想像力が膨らむんですよね。
便利な世の中で、つい“すぐ見えるもの”に頼りがち。でも、ラジオを聴いていると、不便だからこそ生まれる心の豊かさがあると気づかされます。
なんだか、最近忘れていた心の余白が埋まっていくような感覚でした。

AIのおすすめと、“偶然の出会い”

最近は、AIのアルゴリズムが自動的に「あなたへのおすすめ」を選んでくれます。
ただ、それだと自分の興味の枠から抜け出せない気もする。一方で、ラジオを聴いていると、偶然出会う話題から思わぬ発見があったりして、世界が広がる感覚を感じるときもあります。

この“知らない世界を迎える楽しさ”はずっともっていたいなと思っていて…
育児をしている中で、子どもの世界を私の知る範囲だけに閉じ込めたくない。
そんな気持ちとも重なっているのかもしれません。

メールが読まれる嬉しさ、ステッカーの思い出

ラジオのいいところは、地元の話題が身近に感じられるところもその一つ。
地域のイベント情報が流れてきたり、リスナーのメールが紹介されたり。
実際に自分のメッセージが読まれたときは、昔でいう「テレビに映った!」みたいな嬉しさと、パーソナリティさんと知り合いになれたような不思議な感覚がありました。

そして先日、なんとステッカーが当選!
家族に自慢していたら、娘ちゃんも「欲しい!」と言い出しまして。
今では親子ではがき職人をしています(笑)

おわりに

ラジオから派生して、最近はVoicyも聴くようになりました。
Voicyはスマホで聞ける音声アプリで、専門家やインフルエンサーの方が発信していて、幅広いジャンルがあります。
子育てや仕事、暮らしのヒントなど、ラジオよりも少し“パーソナル”でリアルな話が多くなります。声だけなのに、まるで友達が隣で話をしてくれているような不思議な感覚。


ラジオもVoicyも目の情報はなく、情報は“耳だけ”。
目の情報を少し意図的に減らすことで、心が落ち着く時間が生まれる気がします。

静かな車の時間が、今ではちょっとした癒しの時間に変わりました。
慌ただしい日々の中でも、お気に入りの番組を聞くことで心が少し緩む。
そんな再発見した楽しみを、これからも大切にしていきたいと思います。

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