最近の息子君のマイブームは、「かえる」🐸です。
朝晩の空気が冷たくなってきて、そろそろ姿を見かけることも少なくなってきたのですが、それでも息子君のブームは冷めません。
ほぼ毎日のように外遊びの時間になると、園庭の隅や草むらをのぞき込みながら「かえるさん、どこー?」と探索を始めるそうです。
連絡帳にも、ほぼ毎日のように「今日も、かえるを探しにいきました。」と書かれています。
(先生、いつもご連絡ありがとうございます!)
先生からの連絡帳に大笑い
そんなある日の連絡帳。
夫さんと一緒に読みながら、2人で声をあげて笑いました。
「息子君はかえるさんと遊びたかったようで、“一緒にやろうね~”とボールを持たせようとする姿が可愛らしかったです。時折、かえるに負担がかかるようなことがありました。引き続き、かえるが大好きな思いを受け止めながらも、かえるの思いを考えながら遊ぶことができるよう、見守っていきたいと思います。」

…先生、最高です(笑)
あの短い連絡帳のスペースに、ここまでユーモアと優しさを込められる人がいるなんて。
「かえるに負担がかかるようなことがありました」という一文がもうツボに入りました。
優しい世界を見せてもらって
思えば、保育園に通うようになってから、私は毎日息子君を通して「優しい世界」をのぞかせてもらっている気がします。私はなんて幸せなんだろうと。
子どもたちの興味や発想は本当に自由で、“こうしなきゃいけない”という枠を軽やかに飛び越えていく。
そして先生方は、それを止めることなく、ただその思いを受け止めながら、自分らしく、子どもの世界が広がるようにと見守って下さる。
この先生の連絡帳の中にも、そんな想いが滲んでいる気がします。
「好き」という気持ちを大切にしながらも、相手の気持ちを考える力を育てる。
子どもの世界を肯定しつつ、自然に思いやりを学ぶ方向へ導く。
それは、とても難しいことなのに、先生はまるで呼吸をするようにやってのけてしまうのです。
かえるの季節が終わっても
この“かえるブーム”も、きっと季節が変わればまた別のブームに変わるのでしょう。
でも、息子君の中に「好きなものを大切にする気持ち」「相手の気持ちを想像する心」の芽が育ってくれたら、それだけで十分。
私は今日も、連絡帳を読むたびに笑って、胸がじんわり。
「子どもたちを優しく包む大人がいる世界って、いいなぁ」としみじみしています。
かえるさん、どうか今日も無事でありますように。



コメント